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他の矯正装置との違い(リンガル矯正との違い)

リンガル矯正(舌側矯正)とは?

リンガル矯正(舌側矯正)とは?

リンガル矯正(舌側矯正)とは、ブラケットとワイヤーを歯の裏側に取りつけ、歯を動かしていく矯正治療です。
裏側矯正、リンガルブラケット矯正と呼ばれることもあります。
歯の表側に装置を取り付けるブラケット矯正と比べると、目立ちにくい装置と言えます。
一方で、舌が装置と触れることで慣れるまで発音がしづらい、歯磨きが難しいというデメリットもあるので注意が必要です。

インビザライン(マウスピース型矯正装置)と
リンガル矯正(裏側矯正)にはどんな違いがある?

どちらも「目立ちにくい」装置ではありますが、やはり細かく見ていくと、様々な違いがあります。
具体的に、どのような違いがあるのでしょうか?よくご質問いただく点を中心に、ご紹介していきます。

見た目について

リンガル矯正も目立ちにくい装置なのですが、やはり装置自体が薄く透明なインビザラインには敵いません。
インビザラインについて、よく「どれくらい目立ちませんか?」とご質問いただきます。
症例写真を見ていただくのが一番ですが、言葉で表すとすると、「歯科医師や歯科衛生士など、歯の専門家が見てやっと分かるくらい目立たない」ということになります。

インビザラインリンガル矯正
  • 薄く透明な装置を使用するため、ほとんど目立たない
  • 基本的に目立ちにくいが、口を大きく開けた時など、特に下の歯列の装置が見えてしまうことがある

発音について

リンガル矯正は、歯の裏側に取り付ける装置です。
装置が舌に当たることで、発音に支障をきたすことが多くなります。
一方でインビザラインは、リンガル矯正と比べて快適に喋ることができます。
まわりの人が発音の変化に気づいて「もしかして矯正治療をしているのかな?」と考えることは、まずないと言えます。

インビザラインリンガル矯正
  • 薄くぴったりした装置を使用するため、ほとんど支障なく発音できる
  • 装置が舌に触れやすいため、慣れるまでは発音に支障が出る

飲食について

リンガル矯正は、食事中も取り外すことができません。
一方でインビザラインは、食事の際には取り外すことができます。
それぞれにメリット・デメリットがあります。

インビザラインリンガル矯正
  • 食べ物が装置に詰まる心配がなく、粘着性の強い食べ物、繊維質の多い食べ物でも、気にせず食べられる
  • ただし、食事のたびに取り外す必要がある。
    また、水以外の飲み物を飲む時も取り外す必要がある
  • 装置を装着したまま飲食ができる
  • ただし、食べ物が詰まりやすい。また、粘着性の強いもの(キャラメル、チューイングガムなど)を避ける必要がある
  • 装置が裏側にあるため、食べ物が詰まっていても気づきにくい

歯磨きについて

歯磨きは、取り外して行うインビザラインの方が圧倒的に楽です。
リンガル矯正は、装置を歯の表型に取り付けるブラケット矯正と比べても、歯磨きが難しくなります。

インビザラインリンガル矯正
  • 取り外して歯磨きをするため、これまで通りストレスがない
  • 装置が歯の裏側にあるため、磨きにくい。磨き残しが生じやすい

虫歯・歯周病リスクについて

リンガル矯正は、自浄作用のある唾液に、装置が常に触れています。
ただし、そもそもの磨きづらさが差し引かれるため、虫歯・歯周病リスクは高くなると考えられます。
インビザラインと比べて、より丁寧なケアが求められます。

インビザラインリンガル矯正
  • 歯磨きがしやすく、食べ物が装置に詰まるということもないため、虫歯・歯周病リスクを抑えられる
  • 唾液の自浄作用は期待できるものの、磨きづらさを考えると、虫歯・歯周病リスクが高くなる可能性がある
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